「3月くらいから、徐々に減っていきました。その時点では、これやばいんちゃうかな」
当時のことを思い出して、増田さんはこう語ります。増田さんは、治療院と治療の技術を教える研修事業をしています。3月、コロナの感染者が増えてきて、研修事業の売上にダメージが出てきました。というのも、治療の技術を伝える研修は、リアルで会って伝えるものです。このままだと、やばいんじゃないか?と感じるようになったんです。
ニュースでは、コロナの情報、感染者数の数字、専門家の当てにならない話が、連日取り上げられていました。ネットでもそうです。周りのお店や街の光景を見るたびに、不安ばかりが募っていきました。
そして、4月。緊急事態宣言は発令されました。その時、研修事業は開催できなくなり、売上はリアルに0… 全体の売上も30~40%が消えたと話します。
「こんなこと、初めてでした。このまま続いたら、どうなるんだろう?」
そんな不安が、ずっとのしかかっていたと語ります。リアルに0になった研修事業。このままではいけない。そう思った時に、ダイレクト出版からネット集客に関するメールが届いた。何が書いてあったかと言うと「Facebookの集客がアツい」と言うメールだった。しかし、増田さんは、こう感じたそうです。